ビットコインゴールド(Bitcoin Gold):ビットコインの分裂後に知っておくべきこと

まとめ(30秒News)
・今夜、ハードフォークが行われ、ビットコイン・ゴールドが誕生し、ビットコインを保有している人々に付与される。
・今回のハードフォークにはマイニングの方法を変えるということと、ビットコインネットワークから解放するという2つの意図がある。
・ビットコイン・ゴールドの懸念点として、開発コードが開示されないといった、情報の不透明さが挙げられる。
・結局のところ、仮想通貨ビジネスおよびマイニング事業者が最終的にビットコイン・ゴールドを支持するかどうかは不明であり、そうであれば代替ブロックチェーンがどれだけの価値を生み出すかは不明といったところ。
ビットコインを保有している方々は、新しい種類の仮想通貨をもう少しで受け取れるだろう。
ビットコインブロックチェーン上の491,407ものブロックでは、プロトコルとは別の代替バージョンが発生し、その結果、ビットコイン・ゴールド(BTG)といった新たな仮想通貨が誕生する。
ビットコインの技術面での向上を目的としてこの開発計画は、「ハードフォーク」と呼ばれ、8月の一回目を経て、今回で2回目を迎えることになる。
読者にとって、ビットコイン・キャッシュ(bitcoin cash)の誕生は、ビットコインプロトコルの代替バージョンとして世界で数億ドルの価値を創出したことは記憶に新しいだろう。
多くの業界関係者は今回も同じような結果を期待しており、将来的に、通貨としての勢いが出てくることを期待している。

ビットコインゴールドとは何なのか?

ビットコイン・ゴールドの誕生には、2つの目的が存在する。
・まず、ビットコイン・ゴールドは、強力なマイニングマシン(ASICと呼ばれる)を使用しないことで、マイニングの方法を変えたいと考えている。
・第2に、時間の経過とともにこのシステムに多くの人々の支持を得ることにより、様々な製品を販売する大企業から、ビットコインネットワークを解放し、ネットワークに新たな風を吹かせることだ。
ビットコインを普及させ、より多くのユーザーをサポートしていく代わりとして、「ビットコインを再度分散させる」といったビットコイン・ゴールドはビットコインを調整する機能がある。これは、世界規模でデジタルでの決済を平等な方法で提供するように設計されたネットワークを、ユーザーがより利用しやすくなると主張した。
 また、同じメカニズムで作成されたビットコイン・ゴールドは、ビットコイン・キャッシュとはいくつかの異なる部分がある。

ビットコイン・キャッシュとの相違点

・ビットコイン・キャッシュの暗号化は、コードが公開される前に、事前に作成されるように設定されている。
・ブロックチェーンが公開される前に、マイニングされたトークンの約1%がビットコイン・ゴールド開発チームに還元される。
・配分が終了すると、開発チームは暗号化を開始し、ユーザーがコインを償還することができる。
と主張している。
もちろん、ビットコインの事実上のバージョンになることを目指している一方で、ビットコインの既存のコードを使用した仮想通貨であることを示し、ビットコイン・ゴールドを「アルコイン」と捉える場合もある。

あなたはビットコイン・ゴールドを保有するのか?

ビットコインの所有者は、1 BTCにつき1 BTGの割合でビットコイン・ゴールドを受け取れると市場で設定されている。
しかし、それは合理的であるとは限らない。
1つは、暗号を認識するウォレットや取引所から資金を入れ替えることが容易になるということだ。ビットコイン・ゴールドを取り出す最も簡単な方法は、ビットコインをビットコイン・ゴールドをサポートするウォレットまたは取引所に移動すること、またはビット・コインを(交換で保持するのではなく)秘密鍵を所有するウォレットに保持することである。
ウェブサイトによると、現在までに20の取引所とウォレットがビットコイン・ゴールドをサポートすると表明した。
Coinbaseは、米国で最も利用されている取引所の1つであるが、開発者がどのように人々に開発情報を開示していくかという点について、疑念を抱いているため、ビットコイン・ゴールドを支持しないとことを表明した。
「現時点では、Coinbaseはビットコイン・ゴールドを支持することができない。なぜなら、開発者はコードを公開し、人々が確認することができないからだ。これは大きなセキュリティ上のリスクである。」
おそらく今後、開発計画が進展するにつれて注目を集めるだろうう。月曜日の夜に公式にフォークされるが、まだ誰が誰に対し開示していくのか公開されておらず、開発者のにはまだ多くのやるべきことが残っている。

ビットコイン・ゴールド誕生の背後にいるのは?

ハードフォークの背後にいるのは、小規模の開発チームだ。
ビットコインのマイニング業の批評家であり、香港に本拠を置くLightningAsicのCEO、Jack Liao氏は、7月にBitcoin Goldのアイディアを発表した。彼の会社LightningAsicは、GPUを含むマイニング専用機器を販売している。
今年初めに発表して以来、開発チームは匿名の主任開発者h4x3rotabと、空き時間に開発と普及活動を行う5人のボランティアメンバーを加えた。

人々はビットコイン・ゴールドについて何を思うのか?

ビットコイン・ゴールドのマイニングや利用に興味がある人々によっては、論争の対象にになっているということは注目に値するという。
Bitcoin初のマイニングプールを立ち上げたSatoshi LabsのCEO、 Marek Palatinusは、このプロジェクトが実際にマイニングを計画どおりに分権化することに対し、サポートしていくことに懐疑的だ。
そして、彼はこの開発計画に疑問を投げかける唯一の人間ではない。
Bitcoinの開発者であるRhett Creightonは、同じような考えを主張しており、代わりのビットコイン・ゴールド「protest fork」ソフトウェアを開発しているが、新しい仮想通貨についての対応は検討していないという。
「マイナーの51%以上が弊社のソフトウェアを使用した場合、開発者への事前配布はない」と彼は語り、
「これを決めるのも全てはマイナー次第だ」と付け加えた。
結局のところ、仮想通貨ビジネスおよびマイニング事業者が最終的にこの開発計画を支持するかどうかは不明であり、そうであれば代替ブロックチェーンがどれだけの価値を生み出すかは不明といったところだ。
たとえば、およそ50の企業やマイナーのリストがSegwit2xフォークを支持しているが、それと同様の支持は、ビットコイン・ゴールドには見受けられない。
ビットコイン・キャッシュはマイナーや取引所の支援から始まったが、ビットコイン・ゴールドはそれと同様に、おそらく初期段階での開発の恩恵を受けることは間違いない。

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